サラリーマンの年金の仕組みではもう安心できない

厚生年金基金がなくなり、年金はどうなる?

あなたは自分が将来いくら年金をもらえるか計算したことはありますか?

今は「将来年金がもらえないかもしれない」と不安視されていますから、危機感を持っている人はやっているでしょう。

もしまだやっていないなら、すぐにでもやってみてください!

資産を作るためには、まずそもそも国の仕組みを知らないと対策が立てられないですからね。

ゲームをプレーするのに、ルールを知らずにプレーするようなものです。

そして、国の仕組みを知ればこれからの時代、投資やお金についてよく知っておくことが大事になることが分かると思います。

 

では日本の人口で最も多いサラリーマンの年金を見てみます。

年金というと、サラリーマンは厚生年金、自営業は国民年金とざっくり理解されていますね。

よく「年金は3階建て」と言われますが、これは次のような仕組みによるものです。

(出典:野村の確定拠出年金ねっとhttps://dc.nomura.co.jp/business/knowledge/system.html)

  • 1階…国が国民全員に支給する国民年金(基礎年金)
  • 2階…企業が従業員に支給する厚生年金
  • 3階…企業や個人が独自で準備する企業年金 / 個人型確定拠出年金

となっているんですね。

 

さて、サラリーマンにとっての3階建て部分ですが、昔は「厚生年金基金」というものが存在していました。

しかし、比較的ハイリスクの運用を行っていた厚生年金基金は、リーマンショックなどのあおりを受けて運用成績が悪化。

多くの基金が運営を続けられない状態にあることが分かり、2014年4月に厚生年金基金が廃止されました。

私たちは「将来確実に受け取れるのが年金」と思っていますが、実際のところ年金も市場の運用に任されているため、世界経済の影響をダイレクトに受けているのです。

 

企業年金で重視するのは、将来もらえる額か拠出する額か

厚生年金基金が廃止された結果、何が起きたかというと、厚生年金基金の代わりになる仕組みが作られました。

それが、「確定拠出年金(Defined Contribution Plan)」と「確定給付年金(Defined Benefit Plan)」です。

それぞれ何が違うかですが、

確定拠出年金は、毎月拠出する金額が確定している

確定給付年金は、将来もらえる金額が確定している

と思ってください。

厚生年金基金に当たるのは、確定給付年金です。

こちらは将来もらえる金額が確定しているため、もし万が一積立金が不足した場合、企業が負担しなければいけません。

ですが、厚生年金基金が名前を変えただけに近いので、またリーマンショックのような金融危機が起これば、企業側が資産を目減りさせ保証できなくなる、といった事態も考えられます。

そのため、今加入者が増えているのが確定拠出年金です。

こちらは自分で運用方法を選べるので、企業による優遇はあるかもしれませんが、実質個人で投資している感覚に近いでしょう。

むしろ企業による制約があるので自分には不要と思う人もいるかもしれません。

企業によって用意している制度が異なるため、詳細は自分の会社に問い合わせてみてください。

 

自分で老後の資産を作るスキルを身につける

年金制度を見てみましたが、サラリーマンの人は国民年金と厚生年金で保証されていて、自営業の人よりは有利です。

もしさらに保証が欲しい、という人は企業年金に入ればいいと思いますが、先が見通せない経済状況の中確定給付年金のような「保証」を企業に求めることはかえってリスクではないでしょうか?

成功する人というのは、すべて自己責任で考えますからね。

他人に任せるより自分で状況をコントロールできるようになるほうが簡単です。

サラリーマンで資産1億円を作ろうと思うなら、当然年金を貰わずに生きていけるようになりたいわけですよね。

年金積み立てにお金を使うよりも、自分で投資の勉強をするほうにお金をかけたほうがいいと思いませんか?

確定拠出年金にせよ、確定給付年金にせよ、自分で投資商品を選ぶ以上、利回りの計算など投資の知識は必須です。

将来どういう生活がしたいのかイメージしながら、今自分が取るべき行動を選んでいきましょうね。

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