デモ画面で注文から決済までの4ステップを見てみよう

デモ画面を見てFX取引の流れを理解しよう!

それではデモトレードをしてFXの仕組みを理解しましょう。FXは2種類の通貨を売買するので、「安く買って高く売る」ことができれば、その差額だけ儲けられます。画面を見てから注文を入れて決済するまでの流れを一つずつ見てみましょう。

 

1) 通貨を選ぶ

まずはどの通貨を買うか選びます。一番身近で分かりやすいのはドル円のペアでしょう。通貨ペアは「USD/JPY(米ドル/日本円)」などと英字3文字で省略して表示されます。

  • USD→アメリカ(米)ドル
  • JPY→日本円
  • EUR→ユーロ
  • GBP→イギリス(英)ポンド
  • AUD→オーストラリア(豪)ドル
  • NZD→ニュージーランドドル

あたりはよく見るので、早めに覚えておくと便利ですね。また、通貨の並び順も大切です。「USD/JPY」の場合、「1ドルは日本円でいくらか」というように、後ろの通貨を基準に前の通貨の価格が表示されます。「EUR/USD」なら、「1ユーロはアメリカドルでいくらか」を表しているというわけです。

 

2) チャートを見る

通貨ペアを決めたら、チャートを見てどこで注文を入れるか考えます。ここで、私の場合は生徒さんたちにタケルルールを使って、「絶対にルール通りに売り買いするように!」とお伝えしています。このブログでは繰り返し口すっぱく言っていますが、FXで成功するためには「ルール通りにやる」。これだけです。自分の勘でトレードするのは、戦場に裸で飛び出していくようなものです。遅かれ早かれコツコツドカーンになってしまいます。

多くのFXトレーダーは、「テクニカル指標」というものを使って注文するタイミングを判断しています。上の画像で言うと、チャートの下にある紫や黄色のグラフがそれです。色んな種類のテクニカル指標やチャートの見方については、下の記事も参考にしてください。

FX初心者はまずチャートの見方から覚えよう!

FXチャートを読み解くものさし「テクニカル指標」とは?

注文するにあたって「いくら分買うか?」を決めますが、基本的にFXの売買は1万通貨ごとと決まっています。1万1125通貨のように、キリの悪い量を取引することはできません。この単位のことを「数量」、もしくは「Lot(ロット)」と言います。

 

 

3) 注文を入れる

内容が決まったらやっと注文を入れます。FXは「高く売って安く買う」こともできるのを知っていますか?「高く売って安く買う」と言われてもピンとこないかもしれませんね。なんせ、元々持っていないものを先に売ってしまうのですから。でも、通貨の物々交換ではなく電子取引で数字だけが動くのだから、先に高く売ってから買うということもできるんです。

画面では青と赤のボタンで分かりやすくなっていますが、買いのことをAsk、売りのことをBidと言います。ここでUSD/JPYの売りは95と、数字の小数点の下二ケタが大きくなっていますよね。95というのは95「銭」のことで、円ではなく銭の部分を目立つように表示してあります。なぜなら一番変化しやすく注目するべき数値だから。FXでは値段が一瞬で変わるので、今いくらなのか?をきちんと把握するようにしましょう!

そして、売りと買いの値段の差は「スプレッド」と言います。この差分は、証券会社に支払う手数料だと思ってください。詳しくは下の記事を参考にしてください。

FX初心者が知っておきたい「スプレッド」とは?

 

4) 決済する

最後は決済です。注文を入れることを「建玉(たてぎょく)を立てる」と言い、買いを入れると「買建玉」、売りを入れると「売建玉」と呼びます(※)。決済する場合、最初に立てた建玉と反対の注文を入れます。つまり、最初に買いを入れたなら売りを、最初に売りを入れたなら買いを入れるという具合です。

FXが危険だと思われている理由のひとつには、「ずっと画面を見ていないと、知らない間に一気にお金が吹っ飛ぶことがあるんじゃないか?」という心配があると思っています。ですが、こうした心配はいりません!FXでは「いくらまで値段が上がったら(下がったら)決済する」という自動注文を入れておくことができるんです。

注文タイプは一番シンプルなのは「ストリーミング(成行)注文」。これは値段を指定せず、文字通り成り行きで注文するスタイルです。クリックするタイミングで約定する値段が変わる可能性が高く、この時の値段のズレを「スリッページ」と言います。

一方、値段を指定する場合は「指値(さしね)注文」「逆指値注文」という二つの方法があります。指値は自分が「こっちに動いたらいいな」と思っている方向、つまり利益を出す値段を指定する注文。「この値段になったら利益確定します」という注文です。そして逆指値は「逆」ですから、「こっちに動いたら困る」から損失を減らす値段を指定する注文です。「この値段になってしまったらロスカットします」という注文です。指値も逆指値も、値段の上下とは関係ないので注意してください!

注文方法の応用編としてはIFO、OCO、IFDO注文などがありますが、それについては別の記事で詳しく書きたいと思います。

※買建玉を「ロングポジション」、売建玉を「ショートポジション」とも言います。

 

慣れるまで、デモトレードでたくさん失敗する

最初は誰だって注文するだけでもハラハラするものです。言葉の意味が分からないとそもそも思った通りの注文が入れられない、決済できないとなってしまうので、ぜひデモトレードでたくさん失敗してください!そうしているうちに画面の操作に慣れてきて、自然とFXでよく使う用語などの基礎知識が身についていくはずです。焦らず、ひとつひとつクリアしていきましょう。

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