キリスト、イスラム、ユダヤ教は同じ?何が違う?

世界で争いを引き起こしている三大宗教

FXに限らず、投資をやっている人なら、毎日テレビや新聞で世界で起こるニュースを見ているでしょう。大きなニュースがなぜ起こったのかを調べると、ほとんど必ず宗教へとたどり着きます。一見投資とは関係なさそうな宗教ですが、これを知っているのと知らないのとでは大きな違いができます。

毎日世界のどこかでテロや事件が起こっていますが、まるで世界を宗教戦争へと導いているかのような宗教がキリスト教、イスラム教、ユダヤ教です。この3つの宗教は、聖地を同じひとつのエルサレムとしています。これらの宗教は、それぞれ似たようで違うからこそ戦いを繰り広げているのですが、実際そんなに違うのでしょうか?エルサレムをこの目で見た私は、確かにこれらの3つの宗教対立にはすさまじいものがあることを体験しました。現地で「これらの宗教はどれも同じだ」と言うことは、非常に危険だと分かります。でも信仰に比較的寛容な日本人である私からすると、一神教、つまり唯一の神を信じるという点で同類の宗教に思えます。

 

3つとも同じ神ヤハウエを信仰している

調べてみると、世界では一神教よりも多神教を信仰する国や集団の方が圧倒的に多いようです。日本では多神教の神々は「八百万神(やおよろずのかみ)」と呼ばれていますよね。では、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教で信じられている唯一の神様とは誰なのでしょうか?

イスラム教の唯一神は、「ヤハウエ」という名前の神様です。これは意外と簡単に調べられました。ではキリスト教とユダヤ教はどうでしょうか。実はキリスト教とユダヤ教も同じく「ヤハウエ」という神様を祀っています。そう、3つの宗教とも「ヤハウエ」という神様を唯一神としています。だから、元は同じ宗教なんです。

「神様が同じなら違う宗教にならないはずじゃないか」、反論はあると思います。確かに神様は「ヤハウエ」で一緒ですが、「神」という言葉はそれぞれの宗教で違います。イスラム教では「アラー」が神で、キリスト教では「ゴッド」が神です。ユダヤ教では「アドナイ」と言います。しかし、「アラー」も「ゴッド」も「アドナイ」も、同じ「ヤハウエ」という神であることは疑いようがない事実です。「なら喧嘩するな!」って思わず言いたくなりますよね。

 

3つの違いは預言者を認めるか認めないか

でも、違いがあるからこそあんなに喧嘩しているんです。その違いは何かと言うと、イエス・キリストの存在でしょう。つまり預言者の存在ですね。預言者とは神の「言」葉を「預」かって人々に伝える役割を持つ人のことですが、言葉を預かると言われても宗教に慣れていないと分かるようで分からないです。よりしっくりくる日本語としては、開祖なんでしょうね。キリスト教ではイエス・キリスト、イスラム教ではムハンマドを預言者として認めていますが、ユダヤ教ではイエスやムハンマドは救世主を偽る偽物との位置づけをされています。ここで救世主という新しい存在が出てきましたね。細かく言うと神の言葉を伝える人物には預言者や救世主などの使い方がありますが、ここでは長くなるので省きます。最もシンプルに理解するために、キリストやムハンマドはその宗派の開祖だと思えば、まだしっくりと来ます。

 

世界では、一神教より多神教の宗教のほうが多い

ところで、私はこの研究を進めていてある事実に気が付きました。それは、一神教のほうが世界の中では少数派だという事です。もちろん人口的には一神教を信仰する人のほうが多いのですが、仏教やヒンドゥー教など、世界にある多くの宗教は多神教なのです。もともと多神教からキリスト教やイスラム教あるいはユダヤ教などが分かれ、宗派が生まれました。だから私は世界で初めて誕生した一神教であるユダヤ教の成立に秘密があるのではないかと見ていますが、それはまた別の機会に話します。多神教のほうが主流なのに、ほんの一部の一神教の宗教同士が内輪で喧嘩しているなんて、よく考えるとおかしな話ですね。喧嘩して欲しくないものです。

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