ピークは2020年。不動産は儲からないから、今が売り時

東京の不動産の価格は上がる?下がる?

今の東京を限定とした話ですが、不動産は今が売り時と言われています。それにまつわるもっともポピュラーな会話が、「2020年の東京オリンピックまでは不動産の価格は上がるけど、それ以降は下がる」というものです。しかし、今の東京の不動産価格を見てみるとなんとなく下がっているような…。もしかすると、マネーが今注目されている仮想通貨に流れているからかもしれません。

東京全体では価格が下がっていると感じる一方、銀座の不動産物件は価格が上がっているな~という印象を受けます。「銀座」と言ったのは、私が銀座に拠点を置いているからです。今銀座ではビルを壊して新しいビルを建てていますが、買う方はもったいないですね。土地価格はビルを壊すお金まで入っていての値段ですから相当高いです。銀座4丁目に賃貸を借りていた時のビルが高いなと思っていたのですが、今の取引価格は私が考える適切な価格の約2倍になっています。こんな高い状態で買うのはおすすめしません。

 

銀座はホテル建設ラッシュで土地価格上昇

駅から仕事場のある場所まで銀座を少し歩くだけでも、建設中のホテルがたくさん並んでいます。そんなにホテルを立ててどうするんでしょうか?東京オリンピックに向けて外国人がたくさん来日するから必要だ!という声もあるかもしれませんが、自分は結構ネガティブです。そう、私にはホテルにまつわる苦い思い出があるから。前に借りていた銀座のオフィスがホテル建設のために、入居してわずか3ヶ月で追い出されてしまったのです。せっかく入居して大金をかけて改装したのに、改装費は全てパアです。徹底的に争ってやろうかとも思いましたが、争う時間がもったいなく結局やめてしまいました。

デベロッパーはホテルなら儲かると思っているようですが、実際のところはどうなのでしょうか。銀座にホテルが乱立して肝心の見る場所がない、ということにはならないでほしいですね。ホテル建設ラッシュを迎え、土地の値段は上がるところまで上がったので、これからは下がると見ています。ちなみに最近では、銀座6丁目にGINZA SIXができたおかげで、周辺ビルがほとんど建て替えになっています。GINZA SIXの影響は凄いですね。

 

値動きを見ると、不動産は今が売り時

不動産価格の運きをもう少し長いスパンで見てみましょう。バブルの時に大きく値段が下がった土地の値段ですが、それ以降値上がりし、東日本大震災の時にまた大きく下がりました。その影響から6年、もう買えないくらい値上がりしています。

近年の相場の動きを見ると、不動産価格は適切な値段で取引されずに、値段が上下にぶれながら推移しています。当たり前なのですが、不動産はこうした世の中全体の大きな動きと個別の不動産の値動き両方を見て買います。長期スパンでは誰しも不動産価格は少しずつ値上がりするものだと思っていますが、実際はそうではなく、少しずつ値下がりしているのです。そして、その間に上下の激しい値動きもやってきます。このような値動きの上下動に耐えられるよう、不動産の場合はまとまった大きなお金を用意しておくことが必要です。特に、不動産価格が下がってもずっと持っていられる資金力ですね。不動産価格のピークを迎えると言われる2020年に向けて、今は不動産を売ってキャッシュを貯めておこうと思っている方が相当数いると私は見ています。

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