FX初心者は「損切り」の心得を理解しよう!

FXとはマイルールを作って、そのルールを守るゲーム

私はFX教室を主宰し始めてから、1000人以上のFXトレードを見てきました。その経験から言えることは、初心者がFXで負けるパターンがいくつかあるということです。そして、そうしたパターンにはまる初心者の方は、そもそも「FXとはマイルールを作って、その通りにやるゲームである」ということがが分かっていないことがほとんどです。

初心者の方が一番最初にFXにトライするところを覗いてみると、チャートを見て今日は上がるか下がるか、まるで博打のように感覚だけを頼りにトレードをしています。あるいは、少しFXを聞きかじったことがある方なら、ボリンジャーバンドや移動平均線などの指標(※)を読み込んで売り買いを判断していますね。しばらく経ってようやく私が「FXとは自分の決めたルール通りにトレードすることだ」と言うと、生徒さん達はとたんにつまらなくなってルール通りにやらなくなります。そして、結果何をするかというと、トレードにおいて「損切りをしない」という無謀なことをしてしまうのです。

※為替の値動きを表すロウソク足がどう動くのかを予測するのに使われる目印のこと。指標には様々な種類があるが、過去のチャートのデータから未来を予測するものが多い。

 

欲が出ると損切り出来なくなる

「損切り(ロスカット)」とは、投資において最初に買った時よりも値が下がっている状態の時、それ以上損失が膨らまないように売って損失額を確定させることを言います。FXで言うと、「これ以上通貨を保有していても下がるだけだから、まだ傷が浅いうちに売り払ってしまおう」ということですね。

先ほど私は「損切りをしないのは無謀だ」と言いましたが、初心者が損切りをしないのは自殺行為だと私は思っています。もしルール通りにやっていれば、ルールでこの場合は売る・売らないと決まっているので、損切りすべき時が来たら感情を挟まずに機械的に売ることができるでしょう。しかし、初心者がやりがちなのは、「これからまた上がるだろうから損切りせずに持っておこう」と欲が出てしまうケース。株で言うと「塩漬け」(カブを寝かすことからこう言います)に当たります。こういった場合多くはそのまま損失が増えていき、取り戻せないほど膨らんでしまうこともあるのです。

 

投資に強い人は損切りが上手い!

投資に強い人というのはもれなく「損切りが上手い人」です。上手い人は一度の負けを引きずらず、サッと切り替えて次の勝負に出ます。ですから、結果的に損失が抑えられトータルで勝つのです。いわゆる「損小利大」というもので、コツコツドカーンで一気に資金を失う初心者とは正反対です。

損切りが上手く出来るようになることは、決して難しいことではありません。まずは、絶対にルールを守ることを肝に銘じましょう。ルールさえ守っていれば、損切りは意識せず自動的に行えるのですから。もし損切りをして一時的に損をしたとしても、「ルールを守った」と自分で分かっていれば、一時の勝ち負けに一喜一憂する必要はないのです。また、損切りをした後に「もう少し待てば上がったのに…」と後悔することもあると思います。ですが、こうした欲は失敗のもと!たとえルールを守らず利益を得たとしても、ルールを無視したからそのトレードは下手なトレード。そのうちルールを無視することが当たり前になり、いつの間にか損失が増えて退場…となってしまうでしょう。「損切りが上手い人」とは何も特別なことではなく、「ルールを守る人」のことなのです。

 

自分の感情をコントロールして損切りをマスターしよう

何度も言いますが、FX初心者は損切りを常に頭の中に置いておくべきです。中には損切りを置かないことを推奨する講師やトレーダーもいます。確かに損切りしなければその後値上がりするケースも無きにしもあらずですから、そのほうが勝率が良いことも多くあります。しかし、それでも私の教室で教わる生徒さん達には損切りを置いてもらいます。大切なのは、「FXとは感情を挟まずルール通りにやるゲーム」だということを体得してもらうことなのですから。

損切りはダイエットと同じです。最初は「負けているけど、もう少し待ってみよう…」と自分の感情に流されてしまうのは普通のことです。もし自分で損切りをする自信がないなら、トレーナーにしっかり指導してもらうのが近道。そのために私がいるんです!損切りを置くだけで、資金が増加した方もいましたよ。

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