世の中にあふれている情報との付き合い方を学ぶ

情報の裏にある事実を推測する力をつける

投資家というのは、世界の情報についてアンテナを張りあれこれと詮索し推測している人が多いです。なぜなら投資は情報によって動いているから。「情報を制する者が投資を制する」と言っても過言ではありません。ですが、今は情報が沢山ある時代です。その中には正しい情報もあれば偽の情報もあるため、情報をつかみ取って実際に裏で起きていることを推測する必要も出てくるのです。例えば、先日の大相撲で話題になった日馬富士問題もそうです。本当に起きている事実は一つしかないのですが、その前に貴ノ岩の病状や、貴乃花を悪者にするような報道など、情報がたくさん出回りました。特に貴乃花に関しては、事実が分からないまま人を良い悪いで判断しているので確実に正しい情報とは言えません。

投資の世界だとさらに複雑になります。チャートは確実な情報を元に動くというものではなく、貴ノ岩報道のように思惑であったり、推測であったりで動いてしまうものです。そんな世界の中でも、為替はかなり正しい情報によって動いていると私は思っています。何故なら、為替のチャートが表しているのは「お金を交換する」という実際的な価値だからです。お金の交換ですから、売買する人も真剣に情報を吟味することは多いでしょう。

 

通貨の変動はあらゆる情報が集まって起こる

私はチャートの動きから世界経済を推測しています。以前はこのような推測はしなかったのですが、お金を稼ぐとやはり世界の政治経済状況を知りたくなる人が多いようで、私も例外なくその一人だったようです。

気になる通貨はユーロ、特にユーロ円ユーロドルです。二つ通貨がありますが、両方とも気になる動きをしています。というのも、ユーロがまた下がるような気がしてならないのです。正確に言うとユーロという通貨の価値が下がる、という事です。これは大きな意味を持ちます。通貨の値段が仮に10%でも違ったら、本来は政治経済に極めて深刻な打撃を与えるのです。

分かりやすくしましょう。例えば日本円が1ドル100円だったのに、これが何らかの政治的変化で1ドル200円になったとします。この場合日本からアメリカに旅行するときにどうなるかというと、日本円の価値が半分になったので、アメリカ滞在費用がそれまで100万円かかっていたものが200万円になってしまいます。個人で言えば大した金額ではないかもしれませんが、これが国レベルとなると莫大な金額となります。仮に貿易額を分かりやすく1兆円とします。通貨の値段が10%違うだけで実に1000億円という金額が片方の国に一方的に貯められるのです。日本とアメリカの貿易は勿論1兆円という少ない金額ではありません。だいたい20兆円なので、2兆円になります。これはアメリカ一国だけの話、世界中の国と関係してきます。これは凄い大金です。こんなに稼ぐ企業はごく少数ですから、貿易に為替の変動が重なると、その差は固定されていくと考えられますね。

通貨の値段の変動はありとあらゆる情報が集約された結果として出てくると言えるのです。通貨の動きを読むことができれば、そこに真の情報が隠されていると言えるでしょう。

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