国の年金に頼らない確定拠出年金(401k)・iDeCoとは?

確定拠出年金は、投資で自分の年金を増やすということ

このブログは資産を作りたい人のために情報を発信しているわけですが、なぜ資産を作りたいかといえばやはり「老後が不安だから」という人が多いのではないでしょうか?

老後の収入は年金がメインですが、最近よく確定拠出年金という言葉をよく聞くようになりましたよね。

ということで今日は、知っているようで知らない「確定拠出年金」を取り上げてみたいと思います!

 

確定拠出年金(Defined Contribution Plan、略してDC)は、国が提供する国民年金、厚生年金などの「公的年金制度」に対して「私的年金制度」と呼ばれます。

近年先進国での少子高齢化が問題視される中、国の公的年金制度はその将来を不安視されています。

そこでアメリカの401kプラン(内国歳入法)を参考に日本でも2001年に確定拠出年金制度が登場し、私的年金で公的年金の不足分を補えるよう制度が整えられました。

つまり確定拠出年金とは「国や企業がまかなえない分、自分で将来の備えをしておいてね」という社会からのメッセージとも言えます。

確定拠出年金には「企業型」と「個人型」がありますが、このうち「個人型」をiDeCo(イデコ)と呼んでいます。

公的年金と私的年金の位置づけは、下記図を参考にしてください。

出典:MONEY VOICEhttp://www.mag2.com/p/money/24120)

公的年金では、納付金額・期間に応じて何歳からいくらもらえるというのが決まっていますが(※)、私的年金ではそれが確実ではありません。

なぜなら、「掛け金を運用して増やす」からです。

仕組みは、毎月一定の金額を掛け金として口座に入れ、自分で選んだ投資信託などの金融商品で運用します。

原則60歳から引き出せるようになりますが、もしそれまでに元本が目減りしていたらもらえる額もそれだけ少なくなるということです。

企業型と個人型は併用できるケースもあり、場合によって掛け金の上限が異なります。

会社員の場合、最大で3つ(確定給付年金+企業型DC+個人型DC(=iDeCo))の年金制度を併用できるということになりますね。

(参考:きんざいFP1級特訓テキスト)

 

iDeCoの掛け金は所得控除ができる

毎月のお給料から一定の金額を運用するということは、要は「投資」をやっているのと変わりありません。

iDeCoという名前で将来の年金用にお財布を分けているだけです。

ただし、iDeCoは投資初心者を対象にしているので、次のような特徴があります。

 

1)掛け金全額を所得控除できる

iDeCoが注目される一番のポイントは節税対策です。

iDeCoに使った掛け金は、全額を所得から控除することができます。

例えば、自営業の人であれば年間81万6000円を控除し、所得税と住民税を減らせるというわけです。

確定申告の場合、iDeCoの掛け金は「小規模企業共済等掛金控除」の欄に区分されます。

ちなみに、60歳以降の年金受け取り時にも「退職所得控除」「公的年金等控除」として税金の対象から外れます。

 

2)運用益が非課税になる

通常の証券口座であれば20.315%が税金として取られますが、iDeCoで運用して出た利益は非課税になります。

 

3)手数料が低い

iDeCoで選べる金融商品は種類に限りがありますが、証券会社の手数料は無料のところが多いです。

また、iDeCoには投資信託での運用が多いのですが、その際の信託報酬も低く、販売手数料も無料に抑えられています。

証券会社で通常の取引を始めるよりも、投資初心者向けに最適化されているため始めやすいと言えるのではないでしょうか。

運営管理機関ごとの手数料や運用プラン(一部)は、イデコ公式サイトで確認することができます。

 

4)自己破産しても残る

万が一自己破産した場合でも、iDeCoで管理している資産は手元に残ります。

60歳まで引き出せないのがネックではありますが、きちんと資産が保全されるというのはいざという時に安心できます。

 

NISAとの違いは株投資できるか、自由に引き出せるか

同じような税制優遇がある制度としてつみたてNISAがありますが、iDeCoの違いはどこにあるのでしょうか?

つみたてNISA iDeCo
  • 掛け金が所得控除の対象にならない
  • 積み立て上限額が年間40万円
  • 個別株投資ができる
  • いつでも引き出せる
  • 積み立ては最大20年間
  • 掛け金が所得控除の対象になる
  • 積み立て上限額が年間14.4万~81.6万(職業や企業年金の有無による)
  • 個別株投資はできない
  • 60歳まで引き出せない
  • 積み立ては60歳まで可能

最大の違いは「掛け金が所得控除の対象か」「積み立て可能期間」「流動性」です。

もし本来の目的である長期の資産形成がメインなら、iDeCoの節税効果を最大限使い、低リスクの商品で運用するのがいいでしょう。

中期の資産形成なら、つみたてNISAで個別株を混ぜながら中リスクの運用をしてもいいかもしれません。

 

自分の資産は自分の力で守るべき

ここまで見ていくともうお分かりかと思いますが、iDeCoも「年金」と名がついてはいますが中身は「個人で投資しませんか?」なのです。

公的年金だって、給付に充てられなかった部分をGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が運用していますからね。

年金としてプールしたお金を「いくらの規模で、誰の責任で運用するか」という違いでしかないのです。

iDeCoを始める場合でも、もちろん投資についての知識は必要になります。

どうせ自己責任、自助努力なら、FXを始めたって同じことですよね?

むしろ、

今まで国や他の人に全部任せていて老後の不安が増したんだから、もう任せておけない!自分の力で自分のお金を運用する!

と考えるのが普通だと私は思います。

iDeCoやNISAで投資をすることになるなら、証券会社で本格的に投資をスタートしてもいいし、FXのような投資にしてもいいですよね。

リスクをどのくらい取るか、という話にはなりますが。

iDeCoやNISAにお金を回すのも良いけれど、FXで増やすことも資産形成の手段のひとつと捉えてみてください。

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