確定申告前には両建ても。クリスマス~年末はFXとどう過ごす?

クリスマスが近づくと、投資家は税金対策でナーバスに

クリスマスになると、もうそろそろ今年も終わるんだな~と感じますね。街はイルミネーションで華やかに彩られ、今年もお疲れ様と思うと同時に来年に向けて気分が高まる…というのが普通の人。一方投資家にとっては逆にピリピリしてくるのが、このクリスマス以降の年末時期なんです。この時期になると、投資をやっている人にとって一番の気がかりとなるのが「税金」です。FXで得た利益に関しては「申告分離課税制度」が適用されます。一年間(1/1~12/31)に確定した利益は「雑所得」となり、その額の20.315%(※)を国に収めなくてはいけません。この辺りはまた別の機会に詳しく説明します。

(※)所得税15%+住民税5%+復興特別所得税(2037年まで)0.315%

 

FXトレーダーがよくやる税金対策が「両建て」

一年通して儲かっている人は年末になると、確定申告を意識してトレードをするものです。確定申告対策としてよく行われるFXの取引方法に「両建て」があります。これは同じ通貨で売りと買い両方に同じ注文を入れることを言います。

例えばドル円で両建てをしたとしましょう。両方ともチャートは同じドル円なので、影のように同じ額だけ動き、一方は含み益(+)、もう一方は含み損(-)となるはずです。その際、含み損のあるポジションだけを確定させれば、利益を減らせるというわけですね。残ったもう一方のポジションは年をまたいで利益を確定することもできますが、その間に含み損になってしまうと両建てしたところで結局は損になってしまいます。両建てして失敗し大金を損したというトレーダーもよくいるので注意ですね。あくまでも利益を調節する裏ワザと考えてください。

 

クリスマスや祝日にもトレードするべき?

よく受ける質問が「クリスマスやクリスマスイブでもトレードをするのですか?」というものです。答えは「やりません」。流石にその日ぐらい休みましょう。FXやお金に支配されず自分の生活を目一杯楽しむことも大切ですから。海外ではクリスマスは国民的な祝日ですから市場自体が休みになり、それに合わせて日本の会社でも取引時間を制限するようです。また年末やクリスマスは、市場での参加者自体が減り流動性がなくなるため、「スプレッド」と呼ばれる取引手数料の額が売りと買いで大きく広がる、つまり取引手数料が高くなります。そのため、私は25日以降あまりトレードはやりません。

とここまでは一般論。実際はどうかと言うと、チャンスとあればエントリーしてしまうのがトレーダーの性です(笑)。2017年年末はチャートを分析したところ、ポンド円で円安方向に動くだろうという高い確信を持てました。そこで私が運営している「タケル掲示板」で、生徒の皆さんに私の分析した情報を配信してエントリーの指示を出したところ、そのトレードは年越しして無事利益となりました!

このように、年越しのトレードも場合によっては行います。特に年越しのトレードで勝つと、利益がそのままお年玉となるのでテンションが上がりますね。逆に負けたときは暗い気持ちになりますが、それを1年間引きずらないように新年会を開催して気持ちを切り替えるのが大切です。今回はお年玉をもらった方、それも大金をもらった方が多かったですね。皆さんが勝てて私も嬉しくなった2018年のお正月でした。

 

クリスマスには大きな変動が起きやすいというのは本当?

また、「クリスマスの時に大きな変動が起きやすい」というウワサがあります。確かに多くの参加者が休暇に入っているので、この時期の取引量は極端に少なくなります。その時を狙って大きく儲けるという発想ですが、FXの場合この主張は完全な妄想と言えるでしょう。何故なら、市場を大きく動かすには圧倒的な資金が必要であり、そんな資金は国家レベルでないとなかなか用意できないからです。そこまでして相場を動かすと、逆に市場参加者が逃げてしまいます。

結局のところ、クリスマスはやはりお休みです。「お金を儲けたい、利益を得たい」と言って休日でも参加するプレイヤーは稀なのです。他の人が休んでいる時にこそ動きたい、なんて考える人もいるでしょうが、相場の格言に「休むも相場」という言葉があります。根を詰めていつもトレードに集中すれば疲れてしまい、本当のビッグチャンスが来たときに乗り遅れてしまいます。休む時は休むというメリハリをつけたほうが、結果的にうまくいくものです。

ですから、クリスマスは家族や恋人と過ごす方がいいでしょう。クリスマスはFXの話はしてもOK、FXの話で盛り上がってもOK、お酒を飲みながらFXの話をしてもOK!ですが、実際のトレードはクリスマスぐらいはお休みしましょうね。

関連記事

ページ上部へ戻る